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地盤情報・BIM/CIM・電子納品

地質調査業におけるBIM/CIM、電子納品対応など

地盤情報、BIM/CIM、地質3次元、電子納品

地質調査業は、技術情報を商品とする知的サービス産業です。
また、私たちが生み出す地盤情報は、ボーリング調査等により得られたデータのみならず、現地踏査等の結果も踏まえ地質技術者の高度な知識や経験により地質を解釈しデータを補完し、地域の地質構造を3次元的に、さらに形成過程も含めると4次元的に推測することにより、リスク情報や精度の高い三次元情報など、さらに付加価値の高い情報として社会に提供されています。
Society5.0で想定している新しい社会では、IoT(InternetofThings)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有されるとしております。この社会における地盤情報の利用価値は、建設・建築をはじめ、防災・減災やエネルギー分野、環境分野などにおいて今後ますます高まってくると考えられ、地質調査業に寄せられる期待や役割も高まっていくといえます。
全地連では、新しい情報社会の到来を見据えて平成18年に地盤情報の取扱技術者の育成を目的とした「地質情報管理士」資格制度を設置し、運営しております。また、i-Construction、BIM/CIM、インフラ分野のDXといった国土交通省の施策にも対応できる地質調査業の環境整備を進めてまいります。

地質調査業におけるBIM/CIM、
地質3次元化への対応について

全地連では、国土交通省など国の機関や調査会社などと連携し、地質調査業におけるBIM/CIMの推進や地質3次元化の業務への対応に関する研究、手引き類の編集、講習会事業などを実施しております。
これまでに編集発行してきました手引きや講習会テキストなどは、次のページをご覧ください。

全地連資料館
*「3次元地質・土質モデルガイドブック」、「三次元地盤モデル作成の手引き」など掲載

地盤情報の取扱技術者の育成
「地質情報管理士」資格制度について

資格制度の概要、検定試験などの詳細は、次のページをご覧ください。

地質情報管理士検定試験制度

電子納品への対応について

全地連では、電子納品時における地盤情報データの品質が将来のハザードマップ作成や各種工事等における地盤情報の利活用の際の技術的信頼につながるとの観点にたち、地質調査業務成果品の電子納品を適切に実施するための周知活動を実施しております。これまでに編集発行してきました手引きは、次のページをご覧ください。

全地連資料館
*「地盤情報の電子納品ガイドブック」を掲載

位置座標の読取り/確認システムの開発と公開

国土交通省の国土地盤情報公開サイト「KuniJiban」の開設を初め、地質情報の公開の流れは着実に進んでおります。こうした背景から電子成果品の精度を高める必要が生じております。
電子成果品に含まれるエラーの中では、「ボーリング柱状図の位置情報の間違い」が最も多いエラーの1つとなっています。具体的には、座標(緯度・経度)の読み取り間違いであって、座標を数値化した後で地図上に再プロットして確認されていないというのが主な原因と思われます。
全地連は、一般財団法人国土地盤情報センターと共同で、電子地図上でボーリング位置座標の読取りや位置確認などができる「掘削位置の地図チェック[ボーリング交換用データ][ボーリング交換用データ]」サイトを一般に公開しています。

位置座標読取り・確認ウェブサイト(https://ngic.or.jp/D_AidSystem/D_AidMapCheck.html)

関連サイト

全地連資料館
*「地盤情報|BIM/CIM|地質3次元」をご覧ください。